フランスのインテリアファブリックメーカーのSAFECOの布が好きだ。
先日大阪に行った時、日本鈕釦の別館でSAFECOのジャカード生地に一目惚れして購入し、その勢いでバッグを縫った。

ロイヤルブルーのヨーロッパリネンを裏に使い、接着芯も貼って仕上げた。

ジャカード生地の魅力は、ふっくらした風合い、交差する糸が作り出す複雑な色合い、生地そのものの持つ陰影などだ。
芯を張ってアイロンで縫い目を整えてなどしていると、せっかくのこの魅力が減ってしまうような気もする。
だからできるだけトップステッチの少ないデザインを選んだ。
日本鈕釦でサンプルとして売り場に置いてあった、小さなバッグ(お弁当用バッグなみの小ささ)を参考に縫った。両脇のまちの部分はふわっとしたニュアンスの出る縫い方で処理した。ダーツで立体的な膨らみを持たせるより、この方がジャカード織りのよさが生かせる。
SAFECOの布では以前ベレー帽を縫った。
その時、布が裁ち端からモロモロとほぐれてきてしまうことに苦労したので、今回は四辺をロックミシンで処理しておいた。
だけど持ち手のために布を曲線で切るところなどはそのままだったから、結局部屋中がすごいことになってしまった。
このバッグを持っていると母や友人知人から褒められる。なかなかない色柄だからだと思う。
続けてKちゃんのために1つ縫いあげ、残った生地でもう1つ縫える算段だ。
余談だが、最近はAIを使って画像をまるで商品のように美しく加工する人が増えた。
が、猫も杓子もAIを使うせいで水の奪い合いが起きていたり、データセンターの建築で環境が荒らされたりしていることを知っていると、とてもそんな気持ちになれない。
綺麗には見せたいけれど、AIで処理させると色々差し障りがある。
これもまた技術の進歩で生まれた新たな悩みだねえ。
