猫の通院

うちには10歳になるサビ猫がいます。
名前はまる。尻尾が極端に短い丸々した体型です。
うちはまるとわたしと、女ふたり暮らしなのです。

まるは5歳まで劣悪な環境で生きてきてレスキューされた猫で、慢性的な猫風邪症状と下部尿路疾患の管理が必要です。保護主さんと預かりさんからの病歴の申し送りもあって、ずっと療法食を食べさせています。

そんなまるがお腹にうっすら舐めハゲを作りました。
なにかストレスになるものがあるのではと思い、アニマルコミュニケーションをお願いしたところ、残尿感というか粒が残っているような感覚があるらしいことがわかりました。

それってもしやストルバイト!?

でもおしっこ玉はキラキラはしてないし(うちは鉱物系の猫砂を使ってます)尿の色も普段通りのように見えるし、どうなんだろう。ビビリのまるをこの状況で病院に連れて行ったらかえってストレスでは?と思いつつ様子をみていたら、火曜日の午後の排尿パターンと量が激変。明らかに尿量が減ってしまった。普段の65%ぐらいしかでてない。ちょっとトイレにはいって少しだけ尿をしてすぐに出てくるという行動も認められた。

猫がこうなったらもう待ったなしです。

翌日、朝一番で病院に連れてゆきエコーと採尿検査をしてもらいました。

びっくりするほど声の大きな獣医師の先生が、「食欲もある!元気もある!だけどおちっこでてないのね〜🥺」と20ポぐらいの声で言いながら、まるを診てくれました。(個人的には、猫に対する声は8ポぐらいでお願いしたい)

検査結果はストルバイトはでていない、膀胱炎、尿道炎も起こしていない。腎臓もみたけど異常な所見は見当たらない。
ただ、尿を溜め込んでいるので膀胱の粘膜から赤血球が出ちゃっています。エコー画像にはつぶつぶしたものが見えるけど、それはストルバイトではなくて脂肪の塊の粒です、と。あまり尿を溜め込んでいるとそれを核にしたストルバイト結晶ができてしまうから、早く排尿してもらうのがいちばんですね!ということでした。

なんで溜めてるの😭
トイレも綺麗に洗ってるし猫砂もお気に入りのにしてますやん。

もしや、先週から始まった階下のお部屋のリノベーション工事の轟音と振動がストレスだったのかしら。それともわたしが模様替えのために、まるのお気に入りのカーペットを丸めてしまったことがストレスだったのかしら。

猫は態度と存在感が大きいから、デリケートな生き物であることをつい低く見積もってしまいます。
まるももう10歳だし、今よりもっと丁寧に様子をみてやらねば。

帰宅後、大好きなおやつを出してやったらモリモリ食べて、おしっこもたっぷりしてました。
なんだったんだ、もう。

次回は健康診断の予約をいれなくちゃ。

いつもアニマルコミュニケーションをお願いするのはこちら:「ネコのあのね帖」
わたしが西宮に住んでいたころからのおつきあいです。今回も「お腹につぶつぶが残っているのが気になる」というまるの声を拾い上げてくれました。

ベッドに陣取るサビ猫のまる
険しい顔していますがとても甘えてごきげんさんなまるです。