地味にダイエットにとりくんでいます。
生まれたときにはやせっぽちで小さかったのに、生後半年ぐらいからむくむくと太りはじめて以来、シュッとしていたためしのない人生です。食いしん坊、隙あらば甘いものを食べる、運動大嫌いと三拍子揃っているからしゃーない。
だけど中年すぎたら「しゃーない」などと嘯いてもいられません。年々減る筋肉、傷み始める関節…腰痛や膝痛にも肥満は大敵です。40代以降の女性は、日常的な運動習慣がないと毎年5%の筋肉が落ちるといわれています。
危機感から今月、ダイエットを開始しました。
骨格筋率とは
ダイエットは面白がらないと続きません。モチベーション維持のため、わたしの場合は数値を知るのが有効で、1日おきにデータをつけています。中年期以降のダイエットでは筋肉は極力落としたくない。だから筋肉量と体脂肪率を必ずチェックしています。
安めの体組織計についている「筋肉量」はざっくりした数字で、骨格筋率のほうがより正確な数値です。この数値を把握すると、効果がすぐにはでにくい筋トレの励みにもなります。
骨格筋率とは、身体にどれだけの骨格筋があるかをパーセンテージで示したものです。数字が大きいほど骨格筋の量が多い=筋肉ついてますね!ということになります。男性のほうが女性に比べて数値は大きく、また、若い人のほうが平均的な骨格筋率は高くなります。
骨格筋率の求め方
高機能な体組織計がないばあい、骨格筋率は計算で割り出します。必要な数値は、体重と体脂肪率です。体脂肪率なら安めの体組成計でも表示されますよね。
https://t-balance-gym.com/fcul/skeletal-muscle-ratio
- 体脂肪量を計算する
体脂肪量=自分の体重(kg)×体脂肪率(%)- 体脂肪量以外の重量を計算する
体脂肪量以外の重量=自分の体重(kg)−体脂肪量(kg)- 骨格筋量を計算する
骨格筋量=体脂肪量以外の重量(kg)÷2- 骨格筋率を計算する
骨格筋率=骨格筋量(kg)÷自分の体重(kg)×100
ステップ3で脂肪をのぞいた体重を2で割るのは、内臓・血液・骨の重さを除外する感じなのでしょうね。
わたしは今朝のデータで割り出してみたところ、骨格筋率は34.6%でした。
よかった〜脂肪より骨格筋の方が多かったと一安心です。
上記のオムロンのページを読んでみたら、骨格筋率34.6%は女性としては筋肉量が多いほうに分類されると。
骨格筋率が高い=痩せやすい?
女性の骨格筋率は25.9〜27.9%が標準値ですが、痩せやすく太りにくい体を目指すのであれば、28%くらいを理想値に設定するのも良いでしょう。
https://t-balance-gym.com/fcul/skeletal-muscle-ratio
んっ?
どういうこと?
骨格筋率がこんなに高いのに太りやすいんですが。
基礎代謝も低いわけでもないんですけど。
骨格筋率が高くても太りにくいわけではないという反証を体現してしまった。これはいわゆる固太りってことですか。つらい。
身体ができる成長期にサッカー、水泳と鍛えてしまったせいだろうか。しかしそれは過去の栄光です。納得ゆかない。
骨格筋率が高かろうとも太る奴は太るという事実がわかっただけでしたが、まぁ、それでも、筋肉がちゃんとあるのはいいことです。
買ったばかりの化粧用のスポンジを手洗い中にあっけなく破壊してしまったのも、筋肉のせいということにしておきます。