じゃこごはんで焼き飯

じゃこごはんを炊く準備をしている台所

じゃこごはんを炊きました。じゃこのしっかりした食感とうまみとほどよい塩気が好きです。
炊きたてにおかかをのせて、ちょこっとお醤油を垂らして食べると滋味を感じます。

豆腐ハンバーグとじゃこごはん、野菜のお味噌汁と大根おろしの画像
豆腐ハンバーグとじゃこごはん

しかし、じゃこ1袋(40g前後)でおいしく炊けるのはお米2合で、一人暮らしでは一度に食べきれません。食べきれなかった分は、普段はおむすびにして冷凍します。具は大葉味噌にするのがお気に入りです。

じゃこごはんでつくったおむすび4個の画像
おむすび型を使うことをおばさんはおぼえた。


これをレンジで解凍した後、小さなフライパンで少量の油をひいて両面カリッと焼きます。しあげにごま油と少量の岩塩をガリガリっとやって風味づけをすると最高です。

これはこれでおいしい。が、もっと美味しくなるポテンシャルがじゃこごはんにはある!と、今回は焼き飯にしてみました。
なんだ焼き飯か〜普通やんと思うでしょう?これが激ウマなのです。夢中で食べてしまい写真はございません。
レシピを備忘のために残しておきます。じゃこごはんが残ったらぜひやってみてください。

じゃこごはん焼き飯のレシピ

材料(1人分)

・じゃこごはん:135g(普通サイズのお茶碗に軽く1杯分)
・三州生姜:3mm幅の薄切り3〜4枚分をみじん切りにする
・サラダオイル:大さじ1.5
・いりごま:小さじ2
・塩と醤油:各少々
・細ネギ:小口切りにしたもの。大さじ1〜2
・けずり節:2.5g

作り方

1. じゃこごはんは500Wのレンジで1分温める
2. テフロン加工されている18〜20cmのフライパンに生姜のみじん切りとサラダオイルを入れ、弱火で加熱開始
3. 油に生姜の香りが移ったら、じゃこごはんを入れてほぐしながら中火でざっと炒める
4. 全体に油を馴染ませたら、フライパン全面にじゃこごはんを広げ、木べらやスプーンで軽く押しつけるようにして焼く
5. 塩ひとつまみといりごまを加え、ざっくり混ぜ、また押し付けるようにして焼く
6. じゃこに焼き色がついてきたら削り節と細ネギの小口切りを加える
7. 仕上げに醤油少々を鍋肌からまわしかけ、さっくり混ぜたらできあがり

生姜がポイント

ポイントは生姜です。このレシピでの生姜は生姜チューブでは代替できません。
生の生姜をお使いください。見つけたらでいいのですが、水分量が少なく辛味の強い三州生姜(さんしゅうしょうが)をぜひ使ってください。三州生姜は濃い黄色が美しく、それも彩りとなってくれます。
また、けずり節も欠かせません。パックで売られているけずり節は、1パック2.5gのものが多いので2.5gとしましたが、もう少し多くても美味しいかと思います。

けずり節パックの画像
まるも大好き山政のけずり節

もとになっているじゃこごはんは、じゃこ40gにお米2合、調理酒大さじ1と水のみで炊いています。ご自身の好きなじゃこごはんのレシピが、もしお醤油等の調味料も加えるものの場合は、焼き飯にするとき塩は加えなくていいかもしれません。

醤油を吸った香ばしいおかかとじゃこのハーモニーを味わってくださいね。