2015年からお世話になってきたレンタルサーバー&ドメインサービスの、ネットオウルから離れることにした。
わたしが持っている、最古のWordPressサイトのPHPバージョン設定の変更ができなくなってしまったからだ。
騙し騙しゆるく管理を続けてきたが、ついにエラーを起こしてダッシュボードへログインできなくなり、サイトも表示されなくなった。FTPの管理画面から全てのプラグインを停止することで対処したが、根本解決ではない。
大怪我なのにとりあえずできることは止血だけ、という状況に変わりはない。
ネットオウルは自作PCを組んだりコーディングしたりもできるITスキルの高いオタク向けで、テクニカルサポートサービスはない。手薄とか塩対応とかではない。そもそも「ない」。
テクニカルサポートをなくすことで客層を「自分でなんとかできる人」に絞っているとも言える。また、手厚いサポートがない代わりに、自由度高くつかえるサービスを廉価で提供することを可能にしているのだと思う。
あれこれ調べてみたものの、素人に剛毛が生えた程度のわたしにはシームレスでリスクの少ない対処法が見つけられず(あやしいコンサルみたいな表現になってしまった。恥ずかしい)、それに加えてどうしても気に入らないことがあったので、Xサーバーへと乗り換えることにした。
独自ドメインを取得し、新たなサーバー環境を手に入れた。無事にSSL設定も済んだ。データの引越しをこれから行い、ワードプレスのテーマのカスタマイズと、サイトのリニューアルをこのゴールデンウィーク中に進めるつもりでいる。
家のリフォームと同じで、ウェブサイトやブログはゼロから作るほうが手直しするよりはるかに簡単だ。
9年前からの古いブログ記事をみて、恥ずかしさのあまりデータ移行はやめちゃおうかな…という気持ちになっている。
どうなることやら。
このブログも、今はネットオウルのサーバーにある。これもそのうち新しいサーバーに移転予定だ。