ストウブでごはんを炊いてみる

ストウブ

猫友さんがストウブでごはんを炊いているSNSの投稿をみて、早速わたしも真似したくなりました。
ストウブなら、ピコ・ココットのラウンド型18cm径のものを持っています。
ストウブは蒸し焼きや無加水料理に最適な鋳鉄製のお鍋です。以前、ル・クルーゼのココットでお米を炊いて、鍋底ぜんぶを焦げつかせて散々な目にあいました。それ以来、鋳鉄製の鍋で炊飯するのは避けていましたが…やってみたい。


炊き方をネットで検索してみると、非常にシンプルなやり方がクックパッドにありました。いるんですねぇ、こういう偉大な実験をして、その結果を惜しみなく共有してくださる方が。
蓋をせずに強めの中火で沸騰させ、かき混ぜてから蓋をし、弱火で10分。火を止めたら10〜15分蒸らすというものです。
かき混ぜるの?糊になっちゃわない?とびっくりしたのですが、とにかくやってみましょう。

焦げつきがこわくてむらし時間は15分

30分間浸水させたお米1合(怖くて日和った)をストウブのピコ・ココットに入れて、水加減は180ccです。いつもkintoの土鍋で炊くときは1合につき200ccでやっていますが、今回は固めに炊きたかったので少なめにしてみます。

沸騰したらひとまぜするのか…と、ドキドキしながら米を見守っていました。
普段、炊飯中の生米をみることはないのでなんだか新鮮です。
そして、いよいよ沸騰。いやまてよ。「沸騰したら」ってあるけどどれぐらいでかき混ぜたらいいのか。鍋肌に沿ったところがふつふつしているだけなのはまだ早いのではないか。それは「鍋の周辺がふつふつしてきたら」と書くものであって「沸騰したら」には該当しないのではないか(くどい)。
そんなことを考えて鍋を凝視し、鍋の中心あたりからも沸きかえってきた時点で「今かな?」とシリコン製のゴムベラでぐるぐるっとかき混ぜました。そして蓋をしめてトロ火にし、10分加熱です。

蒸らし時間は15分とりました。あまり早くにあけると鍋底にはりついた米と格闘することになるかも…というおそれからです。
15分後に蓋をあけた時の画像がこちらです。

おいしそうに炊けております!焦げくささもありません!
恐れていた焦げつきは一箇所もなく、ピカピカのごはんが炊けました。しゃもじで少しすくって食べたら、狙った固さに仕上がっていて、おおっ!となりました。1合しか炊かなかったけれど、1合ぐらいぺろりと平らげてしまいそうなほど、ご飯がおいしい。
こんなに簡単に手間なく短時間でおいしく炊飯できるなら、土鍋でなくてもいいのでは?

ほんとうに焦げ付いていないし、隅っこのごはんもしゃもじで取りきることができました。


18cm径のピコ・ココットならお米は2合まで炊けます。
それだと炊き込みごはんとか作れないよね。24cm径のものがあったほうがいいんじゃない?ね?と物欲の悪魔が囁きます。
わたしはいつまでこの悪魔の囁きを退けられるでしょう。
お蔵入りしているストウブがキッチンにあるのならご連絡…いえ、どうかお米を炊いてみてください。高価な電気炊飯器よりも短時間で美味しく炊けますよ。

ストウブのピコ・ココットの18cmサイズを買ってみようかなとちらっとでも思ったら、まずは価格チェックしてみてください。

1〜2人までなら18cmで十分!