春分の日を前にKitten Catch Mittensを仕上げることができた。
猫の顔は左手のほう(画像向かって右側)がふたつとも可愛く仕上がり、親指のチャートは右手のほう(画像向かって左側)が綺麗に編めた。左右で一対のものを編むと、こんなふうに左右で異なる出来不出来が生じるのも、編み物の難しさであり挑戦しがいがあるところだ。

左右で合計4つの猫の顔が並ぶのだが、全部少しずつ異なるシェイプ、表情に見えるのも面白い。
既製品ではこういう点もきっちり揃っている。それはそれで素晴らしい技術だと思うが、自分で編むからこそ生まれる表情の味わいのようなものはない。手編みならではの不揃いや独特なバランスを楽しめる感性を持っていたいと思う。いや、そうは言っても、コートやジャケットの左右の衿のラインが揃っていなかったら「はぁ?💢」ってなるわけです。モノによります。はい。
ミトンはウェットブロッキングする?しない?
靴下はガンガン洗うものだし、ソックブロッカーなるものが売られていることからもウェットブロッキングは普通にするものだ。ではミトンはどうなんだろう?
Facebookの編み込み模様愛好家が集まるグループでも、「ミトンはアイロン当てるだけにしておく」「ブロッキングは(このミトンでは)いらない」という人たちもいる。デザインや使った毛糸によって最適解が違うのだろう。わたしは編み込み模様が綺麗に出ることを意図して、このミトンはウェットブロッキングしてみた。
すると毛糸から長い繊維が出てきて、こんな風合いになった。

かたくてカサッとした手触りの毛糸だが、ウェットブロッキング後は少し柔らかくなり、糸の太さや渡り糸の弛みが均等にならされた感じになった。この毛糸でのウェットブロッキングは正解だった。
編んだのはいいのだけれど
今回は人が製作したパターンのままに編んだので、サイズが大きく仕上がってしまった。このミトンを編んだ人たちから「大きい」というレビューが相次いでいるのは知っていたけれど、模様の完成度からして本体を短くはできなかった。手が大きく指が長く、かつ、長めのネイルをがっつりしている人ならちょうどいいのかもしれない。でも、そういうものを好む人が、野趣溢れる毛糸で編んだミトンをはめるとは思えない(笑)
自分ではめるにしても大きすぎるので、多分これは「編んだけれど飾っておくだけ」みたいな感じになるのだろうなぁ。残念。
ミトンの魅力に取り憑かれて細い編針をいくつも購入してしまったので、しばらくはミトンと靴下ばかり編むつもりだ。
使った糸の分量などはRavelryに載せておいた。
https://www.ravelry.com/projects/cat-person-izume/kitten-catch-mittens
