3月から4月は新玉ねぎのシーズンですね。生の玉ねぎがあまり得意ではないわたしでも、新玉ねぎならおいしく食べられます。
この季節、新玉ねぎをスーパーで見かけるたび、ふらふらと買ってしまいます。
しかし新玉ねぎは傷みやすい。買ったら早めに使い切らないと、中の方から腐ってしまうこともあります。柔らかさとみずみずしさを活かしたピクルスにしたり、タルタルソースやサラダにどっさり使うのもお勧めです。が、なかなか使いきれないのが悩みの種でした。
最近ハマっているのは、新玉ねぎを市販のだし酢に漬けたものです。これがおいしくて、保存のきく副菜として作っても2日で食べ切ってしまったりします。これのおかげで今シーズンは新玉ねぎを傷ませておりません!
作り方は至って簡単です。新玉ねぎをザクザク切ってフライパンで焼き、保存容器に入れたらだし酢を注いで冷蔵庫で1晩寝かせるだけです。輪切りにした鷹の爪を入れれば、簡単なおつまみにもなります。
新玉ねぎのだし酢漬け・レシピ
材料(500ccまでの保存容器用)
- 新玉ねぎ:皮のついた状態で300g
- 市販のだし酢:100cc
- 好きなお酢:20cc(米酢など)
- サラダオイル:大さじ1
- 鷹の爪:少々
作り方
(1)新玉ねぎは洗って皮を剥き、てっぺんの不要な皮と根っこを切り落としてから8等分に切る
(2)フライパンにサラダオイル大さじ1を入れて中火で加熱
(3)十分に温まってきたところに(1)を入れて弱めの中火で両面を焼く(炒めない。玉ねぎをつつきまわさないこと)
(4)新玉ねぎが7割ほど透き通ってきたら火を止め、熱々のまま保存容器に移す
(5)だし酢と別な酢をブレンドして120ccにしたものを回しかける。お好みで鷹の爪を加える
(6)保冷剤等当てて素早く冷ましてから蓋をし、冷蔵庫で保存
ポイントはやはりお酢です。お酢は2種類以上をブレンドすると複雑な味わいになっておいしいのです。だし酢5:他の酢1程度にしておけば、塩気の調整も要りません。
わたしは内堀醸造の「美濃 特選だし酢」を使っています。化学調味料不使用でしつこくなく、かつおの風味を感じられる美味しいお酢です。今回はハニービネガーをこれに足しました。コクを求めるなら黒a酢、バルサミコ酢もよいかもしれませんが、色が黒っぽくなり見た目がイマイチになります。
小鉢に入れてちょっとずつ食べるつもりが、気がつけば取り皿にがっつりのせて食べてしまっております。新玉ねぎのおいしい季節におためしください。